学生の「本音」と企業の「リアル」をつなぐRise! Talk始動。

富山県の就職活動において、学生が「本当に知りたい情報」と企業が「伝えたい情報」の間には、目に見えない壁が存在している。そんな就活のジレンマを打ち破るべく、弊社(株式会社ジオミックス)が新たに立ち上げたリクルート企画が『Rise!』だ。

今回は、本プロジェクトの仕掛け人である弊社の谷村に、インタビュアーの木下氏が迫った対談を通じ、新媒体立ち上げの裏側にある熱い想いと戦略を紐解いていく。

1. 「有給は何日ですか?」と聞けない就活生の葛藤

広告関連やAIやWEBを駆使したプロデュース業を主軸とする弊社が、なぜリクルート媒体を立ち上げることになったのか。その理由は、谷村自身がかつて経験した「就職活動のリアル」にあった。

木下氏「広告代理店であるジオミックスさんが、なぜリクルート企画を立ち上げようと思ったのでしょうか?」

谷村「私が就職活動をしていた頃、合同企業説明会に行っても、福利厚生のようなセンシティブなことってなかなか聞けなかったんです。学生側からすれば『有給休暇は何日ですか?』と聞きたいのに、それを聞くと企業から『この学生はやる気がないんじゃないか』と警戒される恐れがある。結果として、少しでも良く見られたい学生は『やりがいってありますか?』みたいな、無難な質問をしてしまうんですよね」

木下氏「企業側も情報をオープンにしようとしているのに、学生側が忖度してしまい、身のない受け答えで終始してしまうわけですね」

谷村「そうなんです。参加した結果、『いい情報を得られた』という実感が湧かない。だからこそ、企業が自ら情報を投げてくれる動画コンテンツなどのニーズが高まっているのだと思います。企業の悩みを解決したいという、私たちの基本精神の延長線上にこの企画がありました」

2. 台本なし。企業の「リアル」を届けるYouTubeチャンネル『Rise! Talk』

そうした就活のミスマッチを解消するために生まれたのが、インタビュー動画シリーズ『Rise! Talk』だ。

谷村「この『Rise! Talk』に参画してくださった企業様には、基本的に作り込まれた台本は用意していません。あらかじめ考えられた綺麗な言葉を話していただくのではなく、社長や採用担当者がどう感じているのか、どんな仕事をしているのか、休みはどう取れるのか。そういった福利厚生や業務内容についての『生の声』を届けることが、最大の魅力だと思っています」

着飾った言葉ではなく、現場のリアルな体温をそのまま動画に乗せて学生へ届ける。それこそが、忖度のない本質的な企業研究へと繋がっていく。

3. 物理媒体とデジタルの融合。明確に切り分けられた役割

本プロジェクトの非常にユニークな点は、物理的な情報誌とデジタルの動画が、それぞれ明確に異なる役割を持ちながらも、強固にリンクしているハイブリッド構造にある。

木下氏「冊子の方は、どのようなイメージになるのでしょうか?」

谷村「物理的な情報誌である『Rise!』と、YouTubeチャンネルである『Rise! Talk』は、同じプロジェクト内にありながら、それぞれが独立した明確な役割を持っています。冊子『Rise!』の誌面には、企業の事業概要や会社情報、そして学生が気になる福利厚生のデータなどを赤裸々に記載しています。そして、そこに『Rise! Talk』へ繋がるQRコードを配置しました」

まずは物理的な情報誌『Rise!』を手に取り、データとして企業の基本スペックを把握する。そして、より深く「人の雰囲気」や「現場のリアル」を知りたい企業があれば、QRコードから『Rise! Talk』の動画へと飛ぶ。

4. 富山の中小企業に光を当て、学生の選択肢を広げる

今回の対談を通じて語ったのは、富山県の就職活動そのものをアップデートしようとする弊社の挑戦的な取り組みである。

富山県はものづくり産業が盛んであり、技術力と魅力に溢れた中小企業が数多く存在する。しかし、これまでの就職活動では、知名度のある大企業ばかりに学生の目が向きがちであった。私たちが『Rise!』および『Rise! Talk』という2つの媒体を通じて目指しているのは、地元企業の等身大の魅力を包み隠さず発信し、学生に「こんな面白い会社が地元にあったのか」と知ってもらう事である。

台本のない本音のトークと、データを網羅した物理冊子の掛け合わせ。この新しいプラットフォームは、企業と学生の間にあった情報の壁を壊し、富山の就活市場に新たな選択肢とより良いマッチングをもたらす、力強い架け橋になることを願っている。

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