【富山市】大阪電機商事株式会社|温かな社風と、富山県内トップクラスの休日数に迫る

私たちの暮らしに欠かせない電気。そのエネルギーを運ぶ「電線」の販売を通じて、富山のインフラを支え続けているのが大阪電機商事株式会社だ。
一見すると堅実な商社だが、その内側には「人間力」で勝負する泥臭い哲学と、富山県内でもトップクラスの休日数を誇る、社員想いの環境が共存していた。今回、インタビュアーの木下が、代表取締役社長の山本利太郎氏と、現場で活躍する3名の若手・中堅社員に話を伺った。

1. よそ者から始まった、社会の「血管」を繋ぐ使命

まず、山本社長の口から語られたのは、同社の原点にあるドラマチックなエピソードだった。

木下「大阪電機商事さんは、具体的にどのようなお仕事をされているのでしょうか?」

山本社長「私たちは、電線で『想い』を紡ぐ仕事をしています。創業者が1953年に大阪から富山へやってきた当時、『旅の人』『よそ者』と言われました。それでも雪の日にオートバイを押して歩き、誠心誠意通い続ける中で、最初のお客様から『よく熱心に来てくれた』と認められた。それが私たちの原点です」

人の体に血管があるように、社会にもエネルギーが巡る生命線(電線)がある。電力会社が電気を作り、電気屋がそれを繋ぎ、家庭に笑顔が届く。「目には見えないが、なくてはならない存在」を扱う誇りが、設立から67年経った今も受け継がれている。

2. 「電話」と「配送」。それぞれの現場から始まる一歩目

未経験で入社した際、どのように仕事を覚えていくのか。入社1年目の松田さんと、営業の金永さんが、それぞれのスタート地点を振り返ってくれた。

木下「新人の頃は、どんな仕事からスタートしていくんですか?」

松田さん「私はまず、お客様からの電話を取ることから始まりました。この業界は初めてだったので、まずはひたすら電話を取って、仕入れ先のメーカーや取引先の会社名を覚えることを目標にしていました」

金永さん「僕の場合は、最初の半年間はルート配送業務でした。富山市内を中心に、どのお客様がどこにいるか、弊社がどんな商品を扱っているかを、実際に運びながら覚えていくんです。最初は『これ、何に使うんだろう?』と思うこともありましたが(笑)、半年である程度把握できるようになりました」

座学で頭に詰め込むのではなく、松田さんは「耳と声」で、金永さんは「足と汗」で現場のリアルを学んでいく。段階を踏んで業界に馴染める仕組みがあることがわかる。

3. お客様に育てられ、期待を超える「営業の流儀」

現場での基礎固めを経て、彼らの仕事はどのように進化していくのだろうか。そこには、ただモノを売るだけではない、独自の営業スタイルがあった。

松田さん「最初は電話を先輩に引き継ぐだけでしたが、1年目の今では自分で注文を受け、見積もりを作成し、配達の準備まで一通りできるようになりました。営業の方と連携して納期調整がうまくいくと、すごく達成感があります」

高橋さん「私は営業として3年目になりますが、訪問する中で『他より付加価値をつけること』を心がけています。見積もりの提出や納期の調整もなるべく早く回答する。そうすれば、お客様にも時間と余裕が生まれますよね。外に出る時間と社内で仕事をする時間の“黄金比率”を探して、必死にやっています」

さらに興味深いのは、お客様との関係性だ。

金永さん「本来は営業が教える立場かもしれませんが、うちの業界はお客様に教えてもらうことの方が多いんです。お客様といい関係を築き、教えていただいたことをベースに、また新たな提案をしていく感じです」

山本社長「新人が来ると、お客様も『自分たち色に染めたい』といろいろ教えてくださるんです。お客様に関わっていただき、社員を成長させてもらっている。本当に感謝ですね。」

「お客様が先生になる」。これは地域密着で信頼を積み重ねてきた同社ならではの醍醐味と言える。高橋さんが語る「言われたこと以上の結果を出した時が一番のやりがい」という言葉にも、その信頼に応えようとする強い意志が滲んでいた。

4. 年間休日127日。「心を休める」ための圧倒的ホワイト環境

やりがいだけでなく、同社の働きやすさを示す明確な数字がある。それが「年間休日127日」という、富山県内の中小企業ではトップレベルの休日数だ。

松田さん「毎週土日が休みなので、月〜金はしっかり働いて、週末は家でゆっくり休んだりお出かけしたり、メリハリのある働き方ができています」

金永さん「127日って、他ではなかなかない数字ですよね。僕はホラー映画を観るのが好きなので、休日はホラーのドキドキ感で仕事のドキドキ感を相殺してリフレッシュしています(笑)」

高橋さん「正直、好きな日に有休が取れます。しっかり休めるからこそ、平日は頑張れるんです」

若手たちが気兼ねなく有休を活用できている様子が伺える。

山本社長「休むために仕事をしているわけではありませんが、いい仕事をするには、体を休めるだけでなく『心を休めていただく』ことが大切です。時代の変化に応じて、福利厚生の制度にはしっかり対応していくことを大事にしています」

5. 看板ではなく、人間力で勝負する「最強の2番手」

最後に、山本社長はこれから社会に出る学生たちへ向けて、同社の立ち位置と求める人物像を熱く語った。

山本社長「私たちは、個性、素直さ、そして当たり前の志を持った方を大歓迎しています。うちは1番手という風当たりの強い場所ではなく、実利と信頼を積み上げる『最強の2番手』として、人間力で勝負してきました。看板で勝負するわけではありません。あなた自身の個性で、社会を動かす繋がりを作ってみませんか」


安心の土台の上で、自分らしい「社会のインフラ」になる

大阪電機商事への取材で見えてきたのは、単なる資材の卸売業という枠を超えた、人と人との強固な繋がりだった。
「よそ者」から始まり、実直に信頼を積み上げてきた歴史。 新人を温かく育ててくれるお客様という存在。 そして、心を休めるための圧倒的な休日数。
「最強の2番手」という言葉には、背伸びをせず、実利と信頼で確実に顧客の心を満たすという同社の揺るぎないプライドが込められている。富山で腰を据え、自分らしく社会を支えたいと願う学生にとって、これ以上ないほど魅力的なフィールドと言えるだろう。

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